2026年版:通関士試験の最短ロードマップを更新しました

通関士試験「ゼロからの申告書」は必要?フォーサイト受講者が追加した2冊の市販問題集

フォーサイトの通信講座を受講していたのに、なぜ市販の問題集をわざわざ買い足したのか。そう思われる方もいるかもしれません。

実は私、通関士試験の勉強で市販の参考書と通関士六法は一冊も買いませんでした(この経緯はこちらの記事で詳しくお伝えしています)。ただし、問題演習用の教材だけは、フォーサイトの過去問に加えて市販のものを2冊買い足しています。

この記事では、なぜフォーサイトの過去問だけでは足りないと感じたのか、実際に買い足した「通関士試験 ゼロからの申告書」と「計算問題ドリル」をどう使ったのか、50代未経験だった私の実体験をもとにお伝えします。

目次

フォーサイトの過去問だけでは足りないと感じた場面

フォーサイトの教材には、もちろん過去問演習もしっかり含まれています。ただ、通関実務科目の中でも特に「輸出申告書」「輸入申告書」の作成問題については、演習量がもう少し欲しいと感じる場面がありました。

申告書の作成は、法律の知識を覚えているだけでは解けず、実際に手を動かして繰り返し慣れる必要がある分野です。ここだけは、講座の教材だけで完結させるのではなく、専用の問題集で数をこなした方がいいと判断しました。

買い足した2冊はこれです

実際に買い足したのは、日本関税協会から出ている以下の2冊です。どちらも独学勢の間でも定番として知られている教材ですが、私はフォーサイトの教材をメインにしながら、この2冊だけをピンポイントで補完的に使いました。

通関士試験 ゼロからの申告書

通称「ゼロ申」と呼ばれる、輸出・輸入それぞれの申告書作成問題に特化した問題集です。輸出・輸入それぞれ複数の問題が収録されており、簡単な問題から徐々に難易度が上がっていく構成になっています。

解説がしっかりしているので、「なぜその答えになるのか」を理屈で理解しながら進められるのが特徴です。フォーサイトの過去問だけでは触れる機会が少なかったパターンの問題にも対応できており、申告書作成への苦手意識を減らすのに役立ちました。

通関士試験補習シリーズ 計算問題ドリル

関税額の計算など、数字を扱う問題に特化したドリルです。簡単な計算から段階的に難しい問題へと進む構成になっており、通関実務の中でも計算に苦手意識がある人向けの内容です。

私は試験直前期にこのドリルに取り組みました。1周のみでしたが、簡単な問題から難解な問題まで段階的に収録されているため、短期間でも効率よく弱点を補強できたと感じています。

いつ、どのくらいの量をやったか

この2冊は、勉強の初期から使ったわけではありません。フォーサイトのテキストと過去問演習で、通関業法・関税法などの基本科目をある程度固めたあと、通関実務の申告書作成と計算問題に絞って取り組みました。

「ゼロからの申告書」は、通関実務の学習が一巡した後の時期から着手し、間違えた問題には印をつけて、時間の許す限り解き直しました。「計算問題ドリル」は試験直前期に集中して1周だけ取り組み、簡単な問題で感覚を取り戻してから、難しい問題で弱点を洗い出す、という使い方をしています。

基本科目の勉強の進め方や過去問全体との向き合い方については、以下の記事にまとめています。

通関士試験の過去問は何年分やる?効率的に点数を伸ばす勉強法

フォーサイト受講者でもこの2冊は買う価値があるのか

結論として、私はこの2冊を買ってよかったと感じています。理由は、講座の教材だけでは演習量が足りないと感じる分野が、通関実務科目の中でもはっきりしていたからです。

ただし、全科目・全分野に市販の問題集が必要だったわけではありません。通関業法や関税法などの暗記中心の科目は、フォーサイトのテキストと過去問演習だけで十分でした。買い足したのは、あくまで「申告書作成」と「計算問題」という、手を動かして慣れが必要な分野に限定しています。

教材選びの基本的な考え方や、市販テキスト・六法を買わなかった経緯については、以下の記事もあわせてご覧ください。

通関士試験に通関士六法は必要?買わずにフォーサイトの教材だけで一発合格した理由

逆にこの2冊が不要な人

以下に当てはまる方は、無理に買い足さなくても大丈夫だと思います。

  • 受講している講座の過去問だけで、申告書作成や計算問題の演習量に不安がない人
  • すでに通関実務の実務経験があり、申告書作成に慣れている人
  • 過去問演習だけで十分に得点できている人(模試や過去問の得点率で判断するのがおすすめです)

逆に、通関実務の申告書作成や計算問題に苦手意識がある方、演習量を増やしたい方には、この2冊は候補として検討する価値があると思います。

まとめ

フォーサイトの教材をメインにしながらも、通関実務の申告書作成と計算問題については、市販の「ゼロからの申告書」と「計算問題ドリル」を買い足すことで、苦手分野をピンポイントで補強できました。

教材はやみくもに増やすのではなく、「講座の教材だけでは足りていない部分はどこか」を見極めた上で、必要な分野に絞って買い足すのがポイントだと感じています。この記事が、教材選びで迷っている方の参考になれば幸いです。

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