2026年版:通関士試験の最短ロードマップを更新しました

通関士試験に通関士六法は必要?買わずにフォーサイトの教材だけで一発合格した理由

通関士試験の勉強を始めるとき、多くの人が最初に悩むのが「教材選び」だと思います。市販のテキスト、通関士六法、問題集…調べれば調べるほど種類が多くて、どれを買えばいいのか分からなくなりますよね。

結論から言うと、私はフォーサイトの通信講座を受講し、市販の参考書と通関士六法は一冊も買いませんでした。それでも1年で一発合格できました。

この記事では、なぜ買わなかったのか、買わずに本当に大丈夫だったのか、そして「買った方がいい人」はどんな人かを、50代未経験だった私の実体験をもとに正直にお伝えします。

目次

市販の参考書・通関士六法は買いませんでした

結論からお伝えします。私はフォーサイトの通関士講座を受講しましたが、市販の参考書(テキスト)や通関士六法は一切購入していません。使ったのは、フォーサイトの教材一式だけです。

「え、それだけで大丈夫だったの?」と思われるかもしれませんが、実際にそれで一発合格できました。ただし、問題演習用の市販教材だけは別途買い足しています。この点については、次回の記事で詳しく紹介する予定なので、ここでは「テキストと六法は買っていない」という点にフォーカスしてお話しします。

なぜ市販のテキストを買い足さなかったのか

通関士試験の勉強を始めると、SNSやブログで「このテキストが分かりやすい」「あのテキストと併用がおすすめ」といった情報がたくさん目に入ってきます。正直、私も何度か「買い足した方がいいのかな」と心が揺れた瞬間がありました。それでも最終的に買わなかった理由は、大きく3つあります。

フォーサイトのテキストの解説で理解が足りていたから

フォーサイトのテキストは、法律特有の硬い言い回しを、初学者でも読みやすいように噛み砕いて説明してくれています。50代・未経験の私でも、繰り返し読めば理解できるレベルの分かりやすさでした。分からない部分が出てきても、映像講義に戻って確認すれば解決できたので、「別のテキストの解説を見比べる」という必要性を感じませんでした。

時間的・費用的に増やす余裕がなかった

仕事と家事をしながらの1年間の勉強だったので、正直、時間には全く余裕がありませんでした。新しい教材を買っても、それを読み込む時間を確保できなければ意味がありません。それなら、今ある教材を完璧に使いこなす方に時間を使おうと割り切りました。費用面でも、教材を増やすたびに数千円単位で出費がかさむので、「本当に必要か」を毎回自分に問い直していました。

テキストを増やすと逆に消化不良になると考えていた

これは私の性格的な部分も大きいですが、教材を増やせば増やすほど「あれもこれも中途半端」になる不安がありました。1冊のテキストを何度も繰り返して、内容を体に染み込ませる方が、限られた時間の中では確実だと感じていました。実際、フォーサイトのテキストは3周ほど繰り返しましたが、そのたびに理解の深さが増していく実感があり、この方針は間違っていなかったと思っています。

通関士六法を買わなかった理由

正直に言うと、私は受験するまで「通関士六法」という教材の存在自体をよく知らないまま勉強していました。後から知って「みんな使っているのかな」と気になったので、この点についても実体験としてお伝えします。

どんな場面で「必要かも」と迷ったか

勉強を進める中で、フォーサイトのテキストに載っている条文の抜粋だけでは、前後の文脈が気になる場面が何度かありました。「これ、原文はどうなっているんだろう」と思うことはありましたが、そのたびに六法を買うところまでは至りませんでした。

結局買わなかった判断基準

理由は単純で、フォーサイトのテキストに引用されている条文の範囲で、試験対策としては十分だったからです。通関士六法は関係法令をほぼ網羅した分厚い法令集で、実務に出てからも使う本格的なものです。試験対策という目的に絞るなら、講座のテキストに掲載されている条文の抜粋と解説で足りる、というのが私の結論でした。気になった条文があるときは、税関のホームページで該当箇所を無料で確認する方法でも代用できました。

それでも一発合格できた理由

市販のテキストや六法を買わなかったからといって、勉強が楽だったわけではありません。むしろ「今ある教材をどう使い倒すか」に集中したことが、結果的に合格につながったと感じています。

フォーサイトのテキストの繰り返し方・使い込み方

私は同じテキストを3周ほど繰り返しました。1周目はとにかく全体像をつかむために通読し、2周目で理解が浅い部分にマーカーを引き、3周目でその部分だけを重点的に読み返す、という進め方です。1冊を繰り返すことで、「どこに何が書いてあるか」が感覚的に分かるようになり、問題を解いているときにもすぐテキストの該当箇所を開けるようになりました。

フォーサイトを選んだ経緯やテキストの中身については、以下の記事で詳しく書いています。

50代・未経験の私がフォーサイトを選んだ理由|1年で合格できた決め手とは

フォーサイト通関士講座レビュー|50代未経験が一年合格した使い方まとめ

問題演習との役割分担

テキストは「理解するための教材」、問題演習は「知識を使えるレベルまで定着させるための教材」と役割を分けて考えていました。フォーサイトの過去問演習に加えて、市販の問題集も一部買い足していますが、その具体的な内容と使い方は次回の記事で詳しくお伝えします。過去問との向き合い方の基本的な考え方は、以下の記事にまとめています。

通関士試験の過去問は何年分やる?効率的に点数を伸ばす勉強法

逆に市販テキスト・六法を買った方がいい人

ここまで「買わなかった」という話をしてきましたが、誰にでもこのやり方が正解というわけではありません。以下に当てはまる方は、市販のテキストや六法を検討する価値があると思います。

独学で受験する人

通信講座を使わず独学で挑戦する場合は、体系立った解説を担ってくれる存在が講座テキストの代わりに必要になります。市販テキストの比較や独学のリアルな難しさについては、以下の記事も参考にしてみてください。

通関士は独学で合格できる?50代未経験の私が独学とフォーサイトを比較した結論|迷わず一発合格する選び方

フォーサイト以外の講座で解説が薄いと感じている人

講座によってはテキストの解説がやや簡潔で、条文の背景まで踏み込んでいないケースもあるようです。今使っている教材で「理解が浅いまま進んでいる」と感じる場合は、解説の厚い市販テキストや、条文そのものを確認できる六法を手元に置いておくと安心材料になります。

まとめ

市販のテキストや通関士六法を買わなくても、フォーサイトの教材だけで一発合格することはできました。大事だったのは、教材の数を増やすことではなく、今ある1冊をどれだけ深く使い込めるかだったと思います。

もちろん、これは私のケースであり、勉強のスタイルや性格によって最適な教材の数は変わります。ただ、「教材を買い足すべきか迷っている」という方には、まず今の教材を使い切れているかを振り返ってみることをおすすめします。

なお、テキストや六法は買いませんでしたが、問題演習用に市販の問題集は一部買い足しています。具体的にどの問題集を、どんな目的で使ったかは、この記事で詳しく紹介します。

▶ 通関士試験「ゼロからの申告書」は必要?フォーサイト受講者が追加した2冊の市販問題集

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