2026年版:通関士試験の最短ロードマップを更新しました

通関士試験まで残り1ヶ月|不安だった私が徹底した健康管理と”忘れないための勉強”

通関士試験の本番まで、あと1ヶ月ちょっと。

このタイミングでこの記事を読んでいるということは、きっと今、漠然とした不安を抱えているんじゃないかと思います。私自身、ちょうど今頃、まったく同じ気持ちでした。本試験のことを考えると、胸のあたりがずっとザワザワして落ち着かない。そんな時期でした。

今回は、直前1ヶ月の私が実際に何を考え、何をして、何をあえてやらなかったのかを、できるだけ具体的に書いておきたいと思います。

「あと1ヶ月しかない…」って思うと余計焦りますよね。でも大丈夫、今のあなたはちゃんと積み上げてきています。

目次

あの頃感じていた不安の正体

私の場合、不安の中身は大きく2つでした。

1つは、「絶対に一発合格しなければいけない」というプレッシャーです。50代で、仕事をしながらの受験。ここまで積み上げてきた体力と気力を考えると、もう一度同じだけのエネルギーを注げる自信がありませんでした。だから「今年で終わらせる」という気持ちがとても強かったんです。

もう1つは、単純に「本番で体調を崩したらどうしよう」という不安でした。当時、仕事と勉強の両立でずっと疲れがたまっていて、なんとなく体がだるい、微熱っぽい感じが続いていたんです。知識面より先に、「そもそも本番の日に万全な状態でいられるのか」という心配のほうが大きかったのを覚えています。

実は知識の不安より、体調の不安のほうが大きかったんです。これ、共感してくれる人多いんじゃないかな。

このあたりの体力面の付き合い方については、勉強期間全体を通じた体力管理の話でも詳しく書いているので、あわせて読んでもらえたらと思います。

なぜ”キープに徹する”と決めたのか

直前期の過ごし方を決めた、はっきりしたきっかけがありました。

8月の模試では、正直言って合格判定には届いていませんでした。でも9月初旬に受けた模試では、合格判定が出たんです。この結果を見て、自分の中で判断しました。

「ここから新しいことに手を広げるより、今できていることを崩さないことのほうが大事だ」と。

新しい知識を入れようとすると、頭の中がかえって整理しきれなくなって、せっかく積み上げてきた基本があやふやになるリスクがある。それなら、残りの1ヶ月は「増やす」のではなく「忘れない」ことに集中しよう、と決めました。

これは誰かに言われたからではなく、模試の結果という事実を見て、自分で下した判断でした。

感覚や気合いじゃなくて、模試の点数という「事実」で判断したのがポイントです。

完璧を目指すのをやめて、今ある力を信じるという意味では、これまでの継続の工夫で書いた考え方ともつながっている気がします。

健康管理として実際にやっていたこと

不安の大きな部分が「体調」だったので、直前期はとにかく健康管理を最優先にしていました。具体的にやっていたのは、この3つです。

① 睡眠は必ず7時間確保する

仕事をしながらの勉強で疲れがたまっていたので、削るなら勉強時間ではなく他の時間、というルールを自分の中で決めていました。睡眠を削って勉強時間を増やすことは、直前期においては絶対にやりませんでした。

② こまめな水分補給で熱中症対策

8月、9月はまだまだ暑い時期です。だるさや微熱っぽさの原因が、疲労だけでなく夏の暑さからくる隠れ熱中症のようなものだったら怖いなと思い、意識してこまめに水分を取るようにしていました。

③ 外食を避けて自炊に徹する

外食が悪いわけではないですが、体調管理という意味では、何を食べているかを自分でコントロールできる自炊のほうが安心でした。直前期は特に、食事の内容にも気を配るようにしていました。

「新しいことを覚える」のではなく「今の状態を保つ」というのは、勉強だけでなく体調管理にも同じことが言えるんだなと、今振り返って思います。

知識を”忘れない”ためにやっていたシンプルなルーティン

直前期の勉強内容は、あえてシンプルにしていました。毎日やっていたのは、この2つだけです。

  • 通関実務の輸出申告書・輸入申告書を、過去問とゼロからの申告書からそれぞれ1問ずつ
  • 関税法等・通関業法の択一問題(過去問)を繰り返し解く

ポイントは、「わからない問題を新しく探す」のではなく、「もう解ける問題も含めてあえて解き続ける」ということです。感覚としては、新しい知識を仕入れるというより、今持っている知識の”温度”を下げないようにキープするイメージでした。

この毎日1問ずつのルーティンは、量としては決して多くありません。でも直前期は「量を増やす」フェーズではなく、「今できることを毎日欠かさずやる」フェーズだと考えていました。

前日、緊張していても崩さなかったこと

直前1ヶ月の中で、メンタル的に一番きつかったのは、正直に言うと試験前日でした。緊張で、いよいよ明日なんだという実感が押し寄せてきました。

でも、その前日も特別なことは何もしませんでした。いつも通り、実務は輸出・輸入を1問ずつ、関税法等と通関業法の択一も普段どおりの量だけ解きました。

その代わりに時間を使ったのは、持ち物の準備です。忘れ物がないか、何度も確認しました(当日の持ち物についてはこちらの記事にもまとめています)。

そして夜は、「眠れなかったら眠れないでいい」というマインドで布団に入りました。無理に「絶対寝なきゃ」と力むと、逆に眠れなくなる気がしたからです。結果的には、ちゃんと眠ることができました。

今、不安な人へ

もしあなたが今、私と同じように「本番まであと1ヶ月」という時期に差し掛かって、漠然とした不安を抱えているなら、伝えたいことがあります。

最後まで諦めなければ、絶対に受かります。

これは本当に、当時の自分に一番言いたかった言葉です。

新しいことに手を広げなくていい。今まで積み上げてきたものを、丁寧にキープするだけでいい。そして、勉強と同じくらい、いやそれ以上に、体調を大事にしてください。万全の状態で本番の日を迎えることも、合格するための立派な戦略のひとつです。

当日の流れやその日の雰囲気については、こちらの記事にまとめているので、心の準備としてぜひ読んでみてください。

あと1ヶ月、一緒に乗り切りましょう!

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